Last update: 2009-12-03
Mozilla カテゴリに置くものじゃないけど、Thunderbird 絡みのネタということでこちらに。
先のトピでも書いたように GnuPG のユーザ設定はホームディレクトリ内に不可視ファイルとして保存される。このディレクトリをバックアップしておけばシステムを入れ替えても GnuPG 本体をインストールしてバックアップファイルをホームに戻すだけで以前と同じ環境を再構築できる。
ところが、このディレクトリは不可視になっているので、設定を変更しない限り Finder では見えない。そのため Terminal.app からコマンドでコピー/復元するか、不可視アイテムを表示するように変更して実行しなければならない。そう言うのも一々面倒くさいということで作ったのが自称 GPG Data Backup.app だ。
使い方は簡単。説明に従いボタンを押していただければバックアップ/復元を簡単にできる…はず。一つだけ書き加えておくなら、セキュリティを考慮して、バックアップ/復元を実行する前には管理者パスワードを求めるように作ってある。こういう設定にすると「うざい」っておっしゃる方がいそうだが、安全のためと理解ください。
それでは GnuPG ユーザ設定バックアップアプリケーション "GPG Data Backup.app" の使い方を説明しよう。(ヤッターマン風に読んでいただけると良ろしいかと)
Zip ファイルの GPG Data Backup.app をダウンロードして解凍、本体を Applications に移動する。ダウンロードはこちらより:GPG Data Backup.zip
GPG Data Backup.app を起動すると、次の操作を選択するダイアログ画面を表示する。
ダイアログ内のテキストを読んでいただければそのままなのだが、一応説明をば。
次の操作へのワンクッションは、いきなりスクリプトを走らせてしまうことを防ぐ措置。何が実行されるのか分っていれば必要ないのだが、安全策の一つと思ってください。
このダイアログではバックアップスクリプトの実行、またはこの操作をキャンセルしてアプリケーションを閉じるのどちらかを選択する。「バックアップを実行」ボタンをクリックすると、パスワードダイアログが表示されるので、あなたのログインパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックする。うざいかもしれないが、安全のため取った処置なので。
パスワードが正しく入力された場合はデスクトップに「backup_gnupg」という名前のバックアップフォルダを作成する。このフォルダは外部メディアに保存してデスクトップのものは削除する。
バックアップが完了するとダイアログを表示するので「OK」ボタンでアプリケーションを終了する。
データの復元は、バックアップデータをコピーしてもとの場所に戻す操作。
GPG Data Backup.app を起動して「復元」ボタンをクリックする。
バックアップデータを収めたメディアをマウントして「復元を続行」ボタンをクリックする。
バックアップデータを選択ダイアログより指定して「続行」ボタンをクリックする。なお、ここではデスクトップをデフォルト表示するよう設定してある。
パスワードダイアログが表示されるので、あなたのログインパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックする。ちなみに”スクリプトエディタ”と表示されているが、そこは気にしない(^^;
正しいパスワードを入力すると、バックアップフォルダを元の場所にコピーして正しい名前に変換する。なお、既に GPG のユーザデータが存在する場合は上書きするので注意していただきたい。
これでバックアップは完了。ダイアログより「OK」ボタンをクリックしてアプリケーションを終了する。
アプリケーションが実行しているのは、バックアップは既存の GnuPG ユーザフォルダを名称変更した上でデスクトップに複製を作成する、復元はバックアップフォルダを選択して実行することにより、あるべき場所に複製を作成する。と、実にたわいも無い AppleScript だ。あんまり恥ずかしいのでコードは公開しないが、メールで問い合わせていただければ AppleScript ファイルをお送りします。