Last update: 2008-10-21
Firefox 3 でのパスワード移行方法については、Firefox 3 まとめのサイトごとのパスワードとマスターパスワードを移行するで、cert8.dbkey3.dbsignons3.txtの3つを、古い Firefox 3 のプロファイルから持ち込めば良いと書いたし、これまではこの方法で上手くできていた。
ところが 10月8日のトピックFirefox 3.1更新記録にも書いたように、上の方法ではパスワードを読み込まなくなっている。
丁度良い機会ということではないが、ここ2日ほど Finder まで巻き込み、メチャメチャ落ちまくっていた Nightly 用のプロファイルを作り直した。原因はむりむりインストールした拡張機能のどれか、Html Validatorあたりが一番怪しいような気がする。容疑者を探し出して設定し直しても良いのだが、prefes.js に設定が残っていたりすると面倒なので、新規プロファイルを作ることにした。
そういうわけで新規に作ったプロファイル内を観察すると、signons.sqliteというファイルが追加されている。これが何時頃追加されたのかなと 3.1 alfa からずっとバックアップしているプロファイルを見てみたのが、黒ヤギさんたら確認せずに幾つかのプロファイルを消してしまっているものだから、結局、時期は分からずじまい。
でも Firefox 3.1 Beta1 のプロファイルには存在するので、そのリリースよりは前ということになる。
って大げさなものでもないですけど、一応再確認ということで。落ちまくりプロファイルの中から cert8.db, key3.db, signons3.txt を取り出し、新規プロファイル似持ち込んでみた結果は、やはりパスワードを読み込んでいない。
そこでsignons.sqliteを追加してみるとパスワードの移行に成功した。やっぱりこれだった。
ということで、Firefox 3.1b1 以降のプロファイルからパスワードを移行するには次の3つのファイルをセットで持ち込む。
cert8.db は要らないようだ(Firefox 3 Beta3 あたりではこれも必要だった)
signons.sqliteが存在する Firefox 3.1 Beta1 以降は良いのだが、それでは Firefox 3.0.x のプロファイルから設定を持ち込みたい場合はどうすれば良いのか。
当然ながら Firefox 3.0.x には cert8.db, key3.db, signons3.txt しか存在しないので、それらを持ち込んだ結果は、マスターパスワードは引き継いでいるが登録したパスワードは読み込めない。
うーむ、困ったぞ。
そこでいつもの強行手段、Firefox 3.0.3 のプロファイルの signons3.txt をコピーして signons2.txt に名称変更して、起動時に変換させる力技に訴えてみた。
上記の方法でも可能だが、もっと簡単な方法があった。
結果は成功!無事記憶させたパスワードを引き継ぐことができた。
ということで、Firefox 3.0.3 のプロファイルを使って Firefox 3.1 Beta1 を起動してみた。
結果ちゃんと読み込んでいる。初めての起動では既存のファイルを元に signons.sqlite を生成するのだと思うが、きちんとパスワードを引き継いでくれるようだ(引き継げなかったら、今ごろ騒ぎになっているわなぁ...)。
ただし、変換してくれるのは最初の1回目だけなので、後から読み込ませるには上の方法になる(今のところかも)。
ということで、アップデートでプロファイルを引き継いだ場合は心配しなくても良いだろう。
あっちの方の内容は Beta2 がリリースされた時点でもう一度確認してから記事内容を検討することにします。
蛇足ながら、最後に。
私はパスワードを引き継げなくても全然困ることはない。なぜかというと、登録情報はテキストファイルで保存してあるし FileMaker Pro でもデータ管理している。なので新規プロファイルに交換しても手動復元にかかる時間は僅か数分だし、これを特に面倒くさいとも思っていない。
もしパスワードが大切だと思っているなら、パスワードマネージャだけに頼らず、いざという時のためにテキストファイルでも記録しておくこと。それと忘れずに Firefox のプロファイルのバックアップを取っておくこと。データを失ってからではどうしようもない場合もあるのだから。