Last update: 2008-08-24
プロファイルを指定して Firefox を起動させる Mac OS X 用アプリケーション、MultiFirefox 2.0 を見つけたのでインストールしてみた。
プロファイルを指定して Firefox を起動する AppleScript は鳥獣保護区さんが公開されているプロファイル毎の Firefox を記憶して起動する AppleScriptがあるが、これは同じようなことを行なうアプリケーション。
アイコンも、ダイエットしてスマートになった Firefox みたいで、なかなかカッコいいじゃないですか!
ちなみに稚サイトで公開している Firefox 起動用 AppleScript は、UI でプロファイルを指定したりするお洒落なインターフェスなど持っていない、武骨な仕様だ(笑)。
Code contortionistよりMultiFirefox をダウンロード (現在のバージョンは 2.0)、dmg ファイルをデスクトップにマウントして Applications にインストールする。作業はこれだけ。
MultiFirefox をダブルクリックすると、起動時に最新バージョンのチェックをチェックするかどうかを聞いてくる。このタイプのアプリケーションではバグもないとは思うが、気になるならチェックしてみると良いだろう。ここでチェックしなくても、アプリケーションのメニューからチェックすることも可能だ。
アプリケーションが起動すると、Firefox の起動設定ウィンドウが表示される。ここで行なうのは、使用したいプロファイルを上のリストより指定、下のリストより起動したい Firefox を組み合わせる。組み合わせが決まれば「Launch Firefox」をクリックする。
MultiFirefox は、その名の通りプロファイルを別個に指定することで、異なるバージョンの Firefox を同時に起動することができる。また、プロファイルを使い分けることで、一つの Firefox を同時起動することも可能だ。この辺りは稚 AppleScriptがやっていることと同じ。
このためにプロファイルマネージャを起動する「Show Profile Manager」を用意しているのだろう。
ここでは選択した Firefox でプロファイルマネージャを起動する。なぜこうするかというと、Firefox 2.x のプロファイルマネージャが作るプロファイルと Firefox 3 のプロファイルマネージャが作るプロファイルは異なるから。
また、言語が異なる場合も、その Firefox でプロファイルマネージャを起動しないと、その言語用のプロファイルが作られない。大きな問題になることはないが、Home に指定されているページや検索サイトのリンク先が異なったりする。
でも、Terminal を使わなくてもプロファイルマネージャを起動できるこの機能は便利だろう。
MultiFirefox のちょっとした不満は Applications の直下にインストールしている Firefox しか探せないこと。フォルダを介してインストールしている Firefox は見つけてくれないし、アプリケーションを探すインターフェースも用意されていない。
そのため、複数の Firefox を同居させるためには Firefox2.app のように、アプリケーション名を変更しなくてはいけない。メインで使用する Firefox 名はそのままに、サブ的に使用するものの名前を変えておけば良いのだが、アプリケーション名を変更すると不具合が起きることもあるので気をつけなくてはいけない。
この辺りは鳥獣保護区さんが公開されているプロファイル毎の Firefox を記憶して起動する AppleScriptの作り込みが優れている点だ。
また Minefield や Shiretoko などの Nightly Build はリストされないが、これらは開発版なので一般のユーザには必要ないということだろう。
特に難しい設定もないし (稚 AppleScript のように)、インストールしている Firefox が一つ (普通はそうだよねぇ) という方でも、日常使用しているプロファイルとトラブルシュート用の素っぴんプロファイルを使い分けるとか、目的別のプロファイルを使い分けるとか、使いみちは十分にあるし、プロファイルマネージャの起動が用意されている辺りも重宝するのじゃないだろうか。
ということで、Mac OS X の Firefox ユーザの皆さんには MultiFirefox をお勧めします。コアな方は稚Firefox Launcherスクリプトをご利用くだされ。