Last update: 2008-08-12
ユーザの Library/Applications Support に作られる Firefox フォルダには、プロファイルに関連するファイル類が保管される。このフォルダの機能は Firefox 2.x と同様、またFirefox 3.x と Firefox 2.x が同居する環境では共通で使用される。
Firefox 3 での変更は、この Firefox フォルダ内に Crash Reports というフォルダが追加されるようになったことだ。
フォルダの第一階層に保管されるのは、次の3項目。
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| Crash Reports | フォルダ | Firefox 3 のクラッシュを記録したファイルが、一部フォルダとともに保管される |
| Profiles | フォルダ | Firefox のプロファイルを保管する。デフォルトでは(xxxxx.default)というフォルダが生成される |
| profiles.ini | 書類 | Firefox が起動に使用するユーザプロファイル情報を記述しているファイル |
Crash Reports フォルダは Firefox 3 で新しく作られるようになったもの。Firefox がクラッシュを起こした場合、Mozilla クラッシュレポートが送信されるようになっている。フォルダ内に格納されるものは次のとおり。
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| InstallTime20xxxxxxxx | ファイル | これは Firefox 3 のインストール日の記録のようだ。そのため、インストール回数分だけこの書類が増えることになる。ちなみに書類を開くと 1214023541 といった数字が記載されている。 |
| LastCrash | ファイル | LastCrash はその名前のとおり最後のクラッシュ日を記録している。記載されているのは InstallTime200xxxxxxx の数字列。 |
| pending | フォルダ | pending フォルダ内には 2D2AC652-274A-4991-B3C6-7407D8C10847.dmp や 2D2AC652-274A-4991-B3C6-7407D8C10847.extra といったファイルができ上がるが、これらをどう扱っているのかはよく分からない。 |
| submit.log | ファイル | このファイルにはクラッシュレポートの送信記録が記録される。 |
| submitted | フォルダ | 送信したクラッシュレポートをテキストで保存するためのフォルダ |
| UserID | ファイル | これは何だろう?中身はランダムな数字の ID のようだが、今のところこれが何に使われているのか分からない。 |
機能は Firefox 2.x と同じ。Profiles フォルダにはユーザが使用するプロファイルがフォルダ単位で保存される。初めて起動した時は xxxxxx.default という名前のプロファイル・フォルダが自動的に作られる。また、プロファイルマネージャを使用して新規プロファイルを追加した場合は、デフォルトではこの中に追加される。
Profiles フォルダ自体はプロファイルを格納するためのもので、重要なのはその中のプロファイルフォルダになる。
ユーザが追加作成したプロファイルを記録して、それがどこに有る、デフォルトで使用する、最後に使ったプロファイル等を記録しているファイル。
このファイルはテキストエディタで開いて編集することも可能だが、記述を間違えるとプロファイルを使用できなくなるので、内容を知らずに編集してはいけない。
このファイルに記載されている内容は、デフォルトでは以下のようになっている。
[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/xxxxxxxx.default
Default=1
Firefox を利用する上でユーザにとって最も重要なものがこのプロファイル・フォルダ。この中には収集したブックマークやパスワード、インストールしたアドオンや Firefox の設定といったものが保存される。Firefox のバックアップとはプロファイル・フォルダのことと思えば良い。
以下、最初のテーブルは新規プロファイルでの起動と直後に終了を行なった時のプロファイル・フォルダ内に生成されるフォルダとファイルのリスト。
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| bookmarkbackups | フォルダ | 過去5日分のブックマークのバックアップを保管する。以前は HTML ファイルだったが、Firefox 3 では .json というファイルに代わっている |
| bookmarks.html | ファイル | これは Firefox 2.x の同名ファイルとは違い、初回起動時に読み込まれるブックマーク。以後、このファイルは使用されないので、削除しても構わない |
| cert8.db | ファイル | SSL証明書のデータベースファイル(関連ファイルは key3.db, secmod.db) |
| chrome | フォルダ | ユーザが選択または作成した Firefox の外観や操作に関連する設定を格納するするフォルダ。デフォルトでは userChrome-example.css と userContent-example.css の二つの CSS テンプレートが用意される。 |
| compatibility.ini | ファイル | 互換性を判断するビルドIDなどの設定ファイル。詳しくは Mozilla Japan Firefox プロジェクト:コンポーネントの登録と互換性を参照 |
| compreg.dat | ファイル | アプリケーションのコンポーネントフォルダと拡張機能フォルダ、そしてプロファイルの拡張機能フォルダにインストールされたコンポーネントの登録キャッシュ |
| content-prefs.sqlite | ファイル | Firefox 3 で取り入れられた、サイトごとのズーム設定を記録しているファイルのようだ(内容を編集するかもしれません) |
| cookies.sqlite | ファイル | 保存したクッキーのデータベースファイル。以前は Text ファイルだったが sqlite に変更されている。 |
| downloads.sqlite | ファイル | ダウンロードマネージャの履歴データ |
| extensions | フォルダ | ユーザがインストールした Extensions (機能拡張やテーマ)のコンポーネントを格納するフォルダ。デフォルトでは空である |
| extensions.cache | ファイル | インストールされた拡張機能のキャッシュファイル |
| extensions.ini | ファイル | ロケーションに在るすべての拡張機能とテーマ用のフォルダをリストアップしているファイル。プロファイルを最後に起動したアプリケーションのバージョン情報(ビルド情報)を保持する |
| extensions.rdf | ファイル | インストールされるすべての拡張機能をリストアップしている XML/RDF データーソース |
| formhistory.sqlite | ファイル | フォームの入力履歴を記録する SQLite データファイル |
| key3.db | ファイル | 証明書マネージャのデータファイル(関連ファイルは cert8.db, secmod.db) |
| localstore.rdf | ファイル | デフォルトウィンドウの設定 - ツールバーの状態、ウィンドウのサイズ、位置など、持続性を持つ情報が保存される |
| mimeTypes.rdf | ファイル | ヘルパーアプリケーションのために認識できるファイルの MIME タイプを定義する。ダウンロードしたファイルをどのような動作で実行するか記述している。手動での編集は可能ではあるが、この機能は環境設定>添付ファイル>添付ファイルを開く時の動作設定に用意された〈動作設定の表示と変更...〉を使用して変更するべきである |
| minidumps | フォルダ | クラッシュレポートで使用される、ミニダンプの保存フォルダ。この中にミニダンプファイルを保存する条件は Environment variables affecting crash reporting - MDC に書かれている(詳細は引き続き調査中) |
| permissions.sqlite | ファイル | アドオンのインストール許可、画像の読み込み許可、ポップアップの制御、クッキーの例外サイトなどをホスト単位で記録する SQLite データベース。Fx 2 では hostperm.1 であった |
| places.sqlite | ファイル | 履歴とブックマークの SQLite データベースファイル。これは今後情報を追記していきます |
| pluginreg.dat | ファイル | システムにインストールされているプラグインの中で、Firefox が利用可能なものが書き込まれるデータファイル |
| prefs.js | ファイル | JavaScript で記述された Firefox の設定を保存するファイル。このファイルを直接編集してはいけない |
| search.sqlite | ファイル | サーチプラグイン本体と並び順、表示・非表示の設定を保存している SQLite データベースファイル |
| secmod.db | ファイル | セキュリティモジュールデータベースファイル(関連ファイルは cert8.db, key3.db) |
| signons3.txt | ファイル | 保存した ID やパスワードを記録し、暗号化される。key3.db を扱うために必要 |
| urlclassifier3.sqlite | ファイル | 環境設定のセキュリティーで表示中のサイトに偽装サイトの疑いがある場合は警告するにチェックが入っている場合に利用するファイル |
| urlclassifierkey3.txt | ファイル | フィッシングサイトからの保護のためのキーデータベース |
| xpti.dat | ファイル | コンポーネントやインターフェイスに関する情報。Firefox 起動・終了時に更新される |
上記のデータには無いものに cache フォルダがある。これは初回起動時のみ生成され、二度目の起動でプロファイル・フォルダから姿を消す。
以後 cache フォルダは User/s Name/Library/Caches /Firefox/Profilesフォルダ内に作られるプロファイル・フォルダ(プロファイルと同じ名称)の中に移動する。
ただし、デフォルト以外のディレクトリにプロファイルを置いた場合は削除されずにプロファイル・フォルダの中に存在することになる。
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| bookmarks-200x-xx-xx.json | ファイル | bookmarks フォルダの中に保存されるブックマークのバックアップファイル。24時間ごとに新しいファイルが生成されるようだ。以前は HTML ファイルであったが、Firefox 3 では json に変更された |
| places.sqlite-journal | ファイル | ブックマークや履歴を一時的に記録するテンポラリファイル。ページにアクセスするたびに更新され、places.sqlite が更新されると本体サイズが0 KB になる。また終了時に places.sqlite が更新されると同時にプロファイルフォルダから姿を消す |
| blocklist.xml | ファイル | 危険な拡張機能についてのデータ。一日に一度、最新データを自動的にダウンロードする |
| sessionstore.js | ファイル | Firefox 2から追加されたセッションリストア機能に関連するファイル |
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| searchplugins | フォルダ | ユーザがサーチプラグインを追加した時に自動的に生成されるフォルダ。デフォルトでは存在しない。追加したサーチプラグインは xxxxxxxx.xml というファイルで保存され、サーチフィールドの▼をプルダウンするとメニューに現れる。プラグインを追加と同時に search.sqlite が更新される |
| webappsstore.sqlite | ファイル | DOM Storageデータを含んだ SQLite データベースファイル。クッキーと同じように扱われ、訪問先のウェブサイトによって設定される |
| .parentlock | ファイル | 通常は不可視ファイル。プロファイルを使用している間ロックをかけるファイル。もしこれが仮死状態になっていれば、不可視に戻さなければならない。 |
| Name | Type | Note |
|---|---|---|
| userChrome.css | ファイル | Firefox の表示や動作をカスタマイズするための CSS ファイル。デフォルトでは用意されていないので、テンプレートを利用するかテキストエディタを使って記述する(UTF-8 で保存できるテキストエディタが必須) |
| userContent.css | ファイル | 表示するすべての Web ページに、ユーザによるスタイルを適用する。デフォルトでは用意されていないので、テンプレートを利用するかテキストエディタを使って記述する(UTF-8 で保存できるテキストエディタが必須) |
| user.js | ファイル | Firefox の設定をユーザが独自に行なう場合に作成する。UTF-8 で記述し、ファイル名称を user.js で保存する |
上記以外のファイルまたはフォルダはアドオンによって作成される。それらの詳細は、追加したアドオンの情報サイトで確認すること