Mozilla Firefox on Mac OS X その4

Last Update: Monday, Junary 13, 2008

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Firefox
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ファイルのまとめ
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トラブル対策
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Mac OS X の Firefox トラブル対策

私が Firefox を使い始めたのは Firefox 1.5.x の最後の方で、そんなに長く使っているわけではありませんが、これまで不具合らしい不具合というのは、Firefox が無反応になり終了できなくなった(原因は常駐の翻訳ソフトのようでしたが)、フォームなどの入力ボックスに日本語が入らなくなった(もしかしたら当時使用していた egbridge のバージョンと相性が良くなかったのかも)くらいで、深刻なトラブルは経験していないように思います。

Mac OS も 10.4.8 以降は非常に安定していますし、セキュリティソフトの不具合も聞いたことが無いくらい。しかし、どんなに安定した環境においてもトラブルに見舞われることはあります。さぁ、そんな時にどうするかっていうのが今回のネタでございます。

Firefox のトラブルは次の4つに分けられると思います。操作上(表示、入力、アクションなど)の問題アプリケーションの起動不能や異常終了ネットワーク接続特定のウェブサイトでの問題原因が重複するものもありますが、多い順にプロファイル破損、サードパーティー製品とのコンフリクト、互換性のない HTML、システム障害、アプリケーション破損のようです。
日頃からメンテナンスに気を配っていてもトラブルが起きる可能性はあります。トラブルが発生した時は慌てず、どのような状況で不具合が発生したかを思いだしてください。例えば、Firefox のアップデートを行なった直後の再起動であるとか、アドオンをインストール後の再起動からとか、不具合直前に行なったことが原因であることが多いですから。
mozillaZine.jp の Firefox フォーラムにポストされたトラブルの一覧をサイトに用意しているので、そちらも参照してください。

Mac OS X 環境での基本のトラブルシュート

大切なことは Firefox とシステムのどちらに原因があるのかを切り分け、対処方法を見つけることです。
例えば、トラブルの原因がシステムにあるが、どういった原因なのか特定できていない場合、ここで Firefox に関わる部分に対処しても解決はしないわけです。
問題を切り分けるためには、次の流れで原因を特定していきます。

Profiles をバックアップする
Profiles フォルダ全体をのコピーを安全な場所に作る
Firefox を再起動する
問題が再現するかを確認
システムを再起動する
Firefox を起動して問題が再現するかを確認
問題が残留していれば:
  • ディスクユーティリティーを使用して起動ディスクをメンテナンス
  • Firefox を起動して確認
  • Firefox をセーフモード起動して確認
  • Firefox の新規プロファイルを作り問題が再現するかを確認
Mac OS をセーフブートする
Firefox を起動して問題が再現するかを確認
問題が残留していれば:
  • Firefox をセーフモード起動して確認
  • Firefox の新規プロファイルを作り問題が再現するかを確認
Firefox をクリーンインストールしてみる
システムより完全に消去した後に再インストールする
更に深く
Mac OS のログインアカウントを別に作り、そのアカウントの Firefox で問題が再現するか確認する
別パーティションや外部 HDD に Mac OS X を新規インストール(設定アシスタントは使わない):
  • 全てのアップデートを適用する(12/25/07現在のバージョンは Tiger: 10.4.11, Reopard: 10.5.1)
  • Firefox のみをインストールして問題が再現するかを確認

Profiles のバックアップ

これ以降の作業のために Profiles フォルダのコピーを、デスクトップか別パーティションまたは外部 HDD に作っておきます。Profiles 上位の Firefox フォルダを選んでも構いません。

 Profiles (Firefox folder) は:
 (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Application Support ⁄  Firefox

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Firefox を再起動する

一番最初に行なってみるべきことです。再起動を行い、プロファイルデータを更新させることによって問題が解消する場合があります。(前章のプロファイル設定後に更新や追加されるものを参照)
これで解消した場合は、プロファイルのデータ更新が正常に行なわれなかった、または読み込めなかったことが原因です。

再起動後にも問題が残っている場合、キャッシュを削除すると解決することもあります。
キャッシュの削除はメニュー>環境設定>プライバシー情報の最下段右端の「今すぐ消去」ボタンを押すと消去項目のウィンドウが開きます。ここで消去したい項目にチェックを入れて消去します。

「ディスクのアクセス権の検証/修復」と「ディスクの検証」

Check to disc permissionFirefox のトラブルでは、これによって解決したというのは少ないようですが、Mac OS X でアプリケーションに問題が起きた場合は、真っ先にディスクユーティリティーを使って、起動ディスクの検証とディスクのアクセス権の検証・修復を行ないます。
(起動ディスクの検証でエラーが返された場合は、インストール DVD か起動可能な外部 HDD からシステムを起動して修復しなければいけません)
完了したら、できる限りシステムを再起動させ、Firefox を起動して問題が再現するかを確認します。
これで解消するようなら、ファイルのアクセス権に問題があったということです。

 ディスクユーティリティー.app は:
 (Macintosh HD) ⁄  Application ⁄  Utility

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Firefox セーフモード起動

これは基本の対処方法です。FAQ で答える時には芸がないなぁと思いつつも、必ず勧める方法です。
セーフモードとは、追加したアドオンや設定(更新と追加されるファイルを参照)を読み込まずに、Firefox 基本構成で起動するオプションです。
Windows ではスタートアップメニューから“セーフモード”を選択できるのですが、Mac 版 Firefox にはセーフモード起動のアプリケーションが用意されていません。以前は Mozilla firefox Help に option + click で起動できると書かれていましたが、実際にはできません(Firefox 3 で採用されるような噂もあるようですが、3.0b2 には用意されていませんね)

Mac OS X の Firefox のセーフモード起動はターミナル.app を起動して行ないます。

 ターミナル.app は:
 (Macintosh HD) ⁄  Application ⁄  Utility

ターミナル.app のウィンドウが表示されたら点滅するカーソルに続いて、以下のコマンドをペーストして return キーを押します。
注:コマンドラインを修正しました。(Monday, January 14, 2008)
/Applications/Firefox.app/Contents/MacOS/firefox-bin -safe-mode

※コマンドラインでのオペレーションなので戸惑うかもしれませんが、間違っても怒られるだけで実行されませんからご心配なく
セーフモード起動のウィンドウが表示されたら、どの項目にもチェックを入れないで(セーフモードを続ける)ボタンをクリックします。
Safe mode window
セーフモード起動で問題が再現するかを確認します。

問題が再現しないようであれば、原因はインストールしている拡張機能やテーマです。直前にインストールしたものがあるなら、まずはそれを削除して Firefox を通常モードで起動、問題が残っているか確認します。
問題が解消しなければ、一旦セーフモードに戻り、画面の「全てのアドオンを無効化する」にチェックを入れ、起動したら一つずつアドオンを有効にして再起動を繰り返し、問題のアドオンを特定します。

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新規プロファイルの作成

これまで行なった対処方法では解決しない場合、プロファイル・フォルダ自体に問題が起きている可能性もあります。こうなると通常の方法では手に負えなくなるので新規プロファイルの作成が一番の近道になります。(上級ユーザはお持ちの知識で対応してみてください)

もちろん、定期的なバックアップを行なっている方でしたら、問題がなかった時のプロファイルと入れ替えて対処できます。

Mac OS X で Firefox プロファイルマネージャを起動するには、ターミナル.app を使用します。

 ターミナル.app は:
 (Macintosh HD) ⁄  Application ⁄  Utility

ターミナル.app のウィンドウが表示されたら点滅するカーソルに続いて、以下のコマンドをペーストして return キーを押します。
/Applications/firefox.app/Contents/MacOS/firefox -profilemanager

※コマンドラインでのオペレーションなので戸惑うかもしれませんが、間違っても怒られるだけで実行されませんからご心配なく
Chose user profile
(新規プロファイルを作成...)をクリックし、新しいプロファイルに名前を付けておきます(後々の管理がしやすいように)。
[今後このプロファイルを使用する]にチェックを入れ、(Firefox を起動)ボタンをクリックします。
この新しいプロファイル上で問題が再現するかを確認します。
※ 必要なら、ブックマークだけは取り込んでも構いません。メニュー>ブックマークの管理から、メニュー>インポートを選択し、バックアップしたプロファイル内の bookmarks.html を読み込みます。

OS のセーフブート

使用中のアカウントではどうも不具合が解消しないという時は OS をセーフブートさせてみます。セーフブートでは Apple 製のみで起動しますから、サードパーティー製品の不具合と切り離せます。
システムを再起動し、画面が落ちたらキーボードの shift キーをアップルマークと起動中のギアアイコンが表示されるまで押し続けます。セーフモード起動と表示されたら、管理者権限を持ったユーザでログインして Firefox を起動します。
問題が再現しなければ、その不具合はインストールしたサードパーティー製アプリケーションかプラグインが原因だということです。
対処方法は、最近インストールしたもの(メディア関係が最も可能性あり)をアンインストールしてみますが、OS のアップデートに絡む場合は対応が難しくなります(簡単には説明できないということです)

不具合が解消されない場合は、ここでも新規プロファイルを試します。

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Firefox のクリーンインストール

ここまで対処してきても問題が再現するようなら、Firefox をクリーンインストールしてみましょう。
クリーンインストールとは、Firefox に関わる全ての書類とフォルダを消去してから新たにインストールすることです。
FAQ 等で「新しく Firefox をダウンロードしてインストールしましたが、問題が解決しません」をよく見かけますが、多くの場合、Firefox.app をインストールし直しても以前のプロファイルは残ったままとなるため、問題が解決することはほとんどありません。

しかし稀に本体に異常が出ることもあります。
私が経験したことで、ある拡張機能をインストールしたところ、プロファイルではなく本体に追加設定を加える仕様であったため、プロファイルを作成しなおしても問題が解決しなかったことがありました。
このように、本体も絡んで不具合が起きるケースでは、全てを消去してから再インストール行ないます。

OS X にインストールされた Firefox 関連の要素は Mozilla Firefox on Mac OS X その1:インストールで生成されるものを思いだしてください。
基本の6つ(intel Mac は5つ)が消去するべき項目です。←このためのネタ振りやたったんですわ〜

まず、起動可能なブラウザを使って Mozilla Japan から Firefox の最新版 dmg をダウンロードしておきます。Firefox が終了している事を確認して:
 Firefox.app (アプリケーション) Mozilla (フォルダ) Firefox (フォルダ1) Firefox (フォルダ2) org.mozilla.firefox.plist (初期設定ファイル) MozillaOrgFirefox2MacOSX(xxxxxxx) (フォルダ)以上のフォルダとドキュメントをゴミ箱に移動して消去します。
幸いなことに Firefox は大変マナーの良いソフトウェアーでして、某巨大 OS ベンダーの製品のように、消しても消してもゾンビのように復活してくるものはありませんのでご心配なく(笑)

削除が完了したら Firefox をインストールしてブックマークをインポート。これで問題が再現するかを確認します。

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更にディープな対処

ってほどでもないですが、ある程度の Mac OS X についての知識と機器環境を必要とします。
詳しい情報は Mac OS Help や Apple サイトの情報とか、ムック本(役に立ちますよ)を参照くだされ。

別のログインアカウントで試す

クリーンインストールまで行なっても解決していないようなら、テスト用のログインアカウントを作り、そのユーザ環境で問題が発生するかを確認します。
Account panelログインアカウントはシステム環境設定から「アカウント」を選び、左下の鍵アイコンをクリック。管理者パスワードを入力して変更できるようにします。
その鍵アイコンの直ぐ上にある「+」ボタンをクリックし、アカウント作成ウィンドウを表示します。
Create a new account
適当な名前とパスワードを入れ、最後の「ユーザにこのコンピュータの管理を許可」のチェックは外しておきます(どうしても管理ユーザにしたいという方は、ご自身の責任でチェックを入れてください)
「アカウントを作成」ボタンを押し、リストに名前が登録されていることを確認してから鍵アイコンをクリックしてロックします。

テスト用アカウントでログインして Firefox を起動し、そこで問題が起きるかを調べてください。
必要がなくなればテスト用アカウントは消しても構いませんし、緊急用のアカウントで残しても良いと思います(私は残しています)。ちなみにユーザアカウントで「ファストユーザスイッチ」を有効にしておけば、いちいち再起動してログインする必要がなくなります。やりかたは Mac のヘルプを読んでくださいね。

別システム

どうしても、何をやっても解決しない‥というケースもあるかと思います。これはシステム自体に問題が発生しているのかもしれません。システムの問題はメンテナンスアプリケーションやユーティリティーを使用してメンテナンスを行なえば解決するかもしれません。それを行なうのも解決方法ですが、まっ更なシステムで問題が起きるかを検証してみることも大切だと思います。
Mac は Windows と違って標準で外部 HDD からの起動が可能ですから、お使いの機種で利用可能な外付けストレージを用意し、そこに新しいシステムをインストールすればテスト用のシステムが完成します。パーティションが切られているなら(容量には注意)そこにインストールしても構いません。
その際に設定アシスタントで以前の環境を持ち込まないようにします。せっかくの新しいシステムに、問題が起きている可能性のあるものを持ち込むのは本末転倒です。(面倒ですけどね(^^ゞ)

トラブルシュートのまとめ

ずらずらと長いページにお付き合いいただき、ありがとうございました。コンパクトに文章をまとめる能力に欠けていますね…わたし。
トラブルは様々な原因で発生します。Firefox にトラブルが起きた時はまず再起動、そしてセーフモード起動を実行してください。これを行なえば次にしなくてはいけないことが見えてきます。またトラブルからのリカバリーは、バックアップの有無が費やす時間に影響します。
それと、FAQ で質問する前にはセーフモード起動を行なった結果をもってポストを作ってください。回答してくれる人は、あなたの問題がスタンダードなのかカスタマイズで起きているのか分かりませんから。

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