Firefox on Mac OS X:ファイル構造

Last Update: Thursday, Junary 10, 2008

baner

Firefox
Index

Firefox のファイル
≪ ファイルの構成と機能
バックアップと復元
個別ファイル
トラブル対策
トラブルシュート

Mac OS X の Mozilla Firefox 2

ここは何かというと、私が Mac OS X で Firefox を利用していて気がついたことや調べた備忘録からのまとめです。
詳しい資料や私何ぞ足下にも及ばない知識で解説されている Firefox 関連サイトはごまんとありますが、Mac OS X での Firefox についてはあまり見かけなかったので、自分の運用記録の意味も含めて作っています。

About Firefoxこれ以降の内容は Mac OS X での話になりますが、Windows でもディレクトリや用語の違いはあれど参考になるかとも思いますので、お暇ならお付き合いくださいませ。(私も一応 Win XP Pro 使ってますから)
内容は、現在公開されている正式バージョンの Firefox 2系についてです。この記事を書いている時点では Firefox 3.0 のベータ版(b3 pre まで)が公開されていて、それは2系とは少し違います。ですので Firefox 3 の説明は正式バージョンが公開されてからのネタとします。
ここをご覧になっている方で、現在お使いの Firefox のバージョンが分からないという人は少ないかとは思いますが、もしご存知でなければ上部のメニューバーの「Firefox」をクリックし、一番上の[Mozilla Firefox について]を呼び出してください。小さなウィンドウが開いて、あなたの Firefox のバージョンを表示してくれます。
マニアックな皆さん向けでは、ロケーションバーに about: と入力しても吉かと(^_^)

1. Firefox 2 インストール構成

私のコンピュータに何をした…

instrall imageのっけから頭痛がしそうなお話でなんですが、Mac OS X に Firefox をインストールするとどうなるか?というお話です。すべてはここから始まるので(楽しいこともガックりと手を突くことも)、分からなければ適当にすっ飛ばしながらお読みください。←なんて適当な
で、これが何に役立つかというと、一つは Firefox をインストールすることで、あなたのコンピュータの中に何が加えられるかを知ることができ、バックアップを取る際に役立ちます。
二つ目は、Firefox にはアンインストーラーが用意されていないので、お使いのコンピュータから Firefox を完全に削除する際には、インストールされたものを知っておく必要があります。
三つ目は、Mozilla 関連のフォーラムなどで質問をする際、「×××の中の×××を削除して…」とか「×××はありますか?」なんて答えが返ってきたりします。インストール構成が分かっていれば良いのですが、知らない場合は返答に詰まってしまいます。そういう場面では、これがきっと役に立ちますから(たぶん)。
その他にも、少し慣れてくれば問題が起きた時に、怪しそうなファイルに見当をつけて手動で削除したりできるようになりますから、インストール構成は覚えておいて損はありません。

▲ Back to Top

インストールで生成される基本構成

Mac OS の標準インストールでは マウントした Firefox 2.0.0.x.dmg の Firefox.app を“アプリケーション(英語名:Applications)”にドラッグ&ドロップでコピーします。(上の画像を参照)
以上でインストールは完了です。再起動も必要ありません(インストーラーを使わないタイプの Application は皆同じ)。
アプリケーションの Firefox アイコンをダブルクリックすると起動し、セットアップマネージャのウィンドウで必要な設定を済ませ、完了すると Firefox のホーム画面が表示されます。ここまでの流れで起動に必要なフォルダやドキュメントが決められた場所に自動生成されます。

基本の6つの要素 (Intel Mac は5つ)の役割と格納場所

さ、ここからが本題です。設定が完了した Firefox の構成は次のようになっています。
6つ (Intel Mac は5つ) の各要素は次の役割を持ち、各々のフォルダ内には更に必要な要素を格納します。

 Firefox.app (アプリケーション)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Application
機能と役割:
Firefox 本体。表示はアプリケーションアイコンであるが、option キーを押しながらクリックすると現れるコンテクストメニューからパッケージの内容を表示を選ぶと内包されているコンポーネントを見ることが出来る。
 Mozilla (フォルダ)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Library
機能と役割:
このフォルダに含まれるのは Global.regs 。Global Registry だと思うのだが何に使っているのかは今後の研究課題。
 Firefox (フォルダ1)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Users ⁄  (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Caches
機能と役割:
ログインユーザーが使用する Firefox のプロファイルのキャッシュを格納する。この中の Profiles フォルダには、Firefox (2) フォルダ内の Profiles に含まれるプロファイル・フォルダと同名のフォルダが作られ、対になっている。
 Firefox (フォルダ2)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Users ⁄  (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Application Support
機能と役割:
ログインユーザーが使用する各設定ファイルを格納するフォルダ。バックアップを行うのはこのフォルダ。
 org.mozilla.firefox.plist (初期設定ファイル)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Users ⁄  (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Preferences
機能と役割:
ログインユーザの Firefox 初期設定書類。ログインユーザの Firefox だけに問題が起こる場合は、このファイルを削除すると解決する場合もある。
 MozillaOrgFirefox2MacOSX(xxxxxxx) (フォルダ)
場所:
 (Macintosh HD) ⁄  Users ⁄  (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Application Support ⁄  FullCircle
機能と役割:
Power PC Mac のみで生成される、品質フィードバックエージェントが使用するライブラリを含んだフォルダ。Mozilla Firefox か Thunderbird をインストールすると FullCircle というフォルダ内にできあがる。フォルダ名の(xxxxxxx)は任意の数字。

以上6つが Firefox の基本構成です。これらの中でユーザにとって最も重要なものは Profiles を含む Firefox (2) で、これは次で説明します。

※スポットライトで検索されると分かりますが、/Library/Application Supportにも Mozilla フォルダがあります。これは OS X インストール時に作成され、このフォルダに含まれるのは shared library の pkcs11.shlb (UNIXの実行ファイルらしい)ですが、役割は?

▲ Back to Top

Firefox フォルダ(1)

 (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Caches ⁄  Firefox

キャッシュを格納するフォルダ。中には Profiles フォルダがあり、その中はApplication Support の Profiles フォルダと同じ構成になっている。

 Profiles
このフォルダに含まれるものは:
 プロファイル・フォルダ(xxxxxx.default)
 Cache
使用中のプロファイルのキャッシュを保管している
 XPC.mfasl
(資料を翻訳中)
 XUL.mfasl
(資料を翻訳中)

通常は気にすることはありませんが、他の Mac で使用していたプロファイルをフォルダごとコピーした場合、Caches 内の Profiles フォルダの中に同名のキャッシュ用フォルダが存在しなければ起動できないことがあるので注意が必要です。また、キャッシュファイルは Firefox のトラブル時に手動で削除することで問題を回避できる場合があります。

Firefox フォルダ(2)

 (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Application Support ⁄  Firefox

あなたの Firefox についての情報や設定情報、加えたアドオン等々はすべてこの中に保存されます。
それでは Profiles ⁄ Firefox の中身について解説しよう ←ヤッターマンの富山 敬さん調で読むべし

このフォルダの中には

このフォルダの中には次のの3つが含まれ、それぞれの機能と役割は:

 pluginreg.dat
システムにインストールされているプラグインの中で、Firefox が利用可能なものが書き込まれるデータファイル
 profiles.ini
プロファイルの場所と名前、起動時に使用するものを記録したファイル
 Profiles
作成したプロファイルを格納するフォルダ。初めて起動した場合はxxxxx.default (xxxxxは英数でランダムにつけられる)を自動生成する
pluginreg.dat

このデータファイルには、インストールされたプラグイン(実態は /Libraly/Internet Plug-Ins または /Users/[User Name]/Library/Internet Plug-Ins に格納されるが、ほとんどの場合は前者のフォルダ内に在る)の中から、Firefox が利用できるプラグインを記述しています。これの詳しい情報を見るにはアドレスバーに about:plugins と入力することで確認できます(MR.Tech の Local Install s等を利用するとメニューからもアクセスできます)
Firefox を起動中にプラグインが利用できないといったトラブルが起こる場合は、pluginreg.dat を削除し、再起動後にアドレスバーに about:plugins と入力して pluginreg.dat を再生成させることで解決できる場合もあります。

profiles.ini

profiles.ini は、あなたが使用するプロファイル・フォルダがどこにあり、どのプロファイルで起動するかの記録を保管しています。このファイルはテキストエディタで開き、直接編集することも可能です。

この書類には次の内容が書き込まれています。サンプルは通常でプロファイルが一つの場合です。

[General]
StartWithLastProfile=1
[Profile0]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/0x1x2x3x.default
Default=1

上から順にStartWithLastProfile=1:=1 は最後に使ったプロファイルで起動するという設定Name=default:ユーザアカウント名。=default は自動的に生成される名前。独自にアカウントを作成した場合はその名前が反映される。IsRelative=1:Pathの指定が絶対パスか相対パスなのかを示すフラグ。Path=Profiles/0x1x2x3x.default:プロファイルを指定したパス。0x1x2x3x は任意の英数文字となる。Default=1:はデフォルトプロファイル指定。指定を外す場合はこの行を削除。
編集する場面としては、プロファイルフォルダを標準の場所以外、例えば他のパーティションやドライブに置く場合でしょう。
詳しくは Mozilla Firefox Help: 既存のプロファイルの移動とバックアップしたプロファイルの復元 を参照ください。

Profiles

あなたのプロファイルを保管するフォルダです。 Firefox の設定情報、加えたアドオン等々はすべてこの Profiles 内の個別プロファイル・フォルダに保存されます。ですので、一般的に Firefox のバックアップを取るというのは Profiles フォルダ、またはこれ以下のプロファイル・フォルダのことと思ってください。プロファイル・フォルダの詳細は次で説明します。

▲ Back to Top

プロファイル・フォルダ (0x0x0x0x.default)

 (User Name) ⁄  Libraly ⁄  Application Support ⁄  Firefox ⁄  Profiles ⁄  (0x0x0x0x.default)

あなたが使用する Firefox の設定を含むのがプロファイル・フォルダです。初めて Firefox を起動した場合、プロファイル・フォルダはランダムな英数文字の xxxxx.default のような名前で生成され、中には設定のための各ファイルとフォルダを自動生成します。
プロファイルは、プロファイルマネージャを使用することでいくつでも追加できます。

プロファイルまでのパスが分からない場合、メニュー>ツールエラーコンソールを開き、上部のバーに次のコマンドをペーストして右端の「式を評価」ボタンをクリックするとプロファイルのフルパスと使用中のプロファイル名が表示されます。

Components.classes["@mozilla.org/file/directory_service;1"].getService( Components.interfaces.nsIProperties).get("ProfD", Components.interfaces.nsIFile).path

う〜みゅ、残念ながら結果をコピーすることはできないようですね

User Profile Listプロファイル・フォルダ内には、初回起動時に3つのフォルダと合計24のファイルが生成されます。(右画像を参照)
これら初期状態で生成された書類とフォルダの内容は次の通りです。※右画像リストの上から順に
(※アイコンはファイル設定環境によって異なるので、ここでは一般的なドキュメントアイコンを使っています)

 bookmarkbackups
過去5日分のbookmarkのバックアップを保管するフォルダ
 bookmarks-xxxx-xx-xx.html
バックアップされたブックマーク本体。現在の bookmarks.html と交換する場合はファイル名をbookmarks.htmlにリネームして一つ上のディレクトリ(使用中のプロファイルフォルダ)に移動する。
 bookmarks.bak
現在使用中の bookmarks.html の最新バックアップファイルで、bookmarks.htmlと対になっている。ブックマークに問題が起こる場合は Firefox を終了してから bookmarks.html を削除して再起動を行なうと bookmarks.bak が新しい bookmarks.html を生成してくれる。なお bookmarks.bak は削除しても起動後に再作成される。
 bookmarks.html
ブックマークの実態。直接ダブルクリックするとブラウザやテキストエディタで内容を見ることができる。ブックマークが読み込まれないなどの問題が起こる場合は、この bookmarks.html を削除してバックアップファイルと差し替える。
 cert8.db
SSL証明書のデータベースファイル(関連ファイルは key3.db, secmod.db)
 chrome
ユーザが選択または作成した Firefox の外観や操作に関連する設定を格納するするフォルダ。デフォルトでは -example が付いた二つの css ファイルが生成される。
 userChrome-example.css
userChrome のテンプレート css ファイル。このファイルに手を加えて userChrome.css を作成できるようになっている。有効にするにはファイル名称から -example を取る必要がある。
 userContent-example.css
userContent のテンプレート css ファイル。このファイルに手を加えて userContent.css を作成できるようになっている。有効にするにはファイル名称から -example を取る必要がある。
 compatibility.ini
互換性を判断するビルドIDなどの設定ファイル。詳しくは Mozilla Japan Firefox プロジェクト:コンポーネントの登録と互換性を参照
 compreg.dat
アプリケーションのコンポーネントフォルダと拡張機能フォルダ、そしてプロファイルの拡張機能フォルダにインストールされたコンポーネントの登録キャッシュ
 cookies.txt
保存したクッキーファイル
 extensions
インストールした Extensions (機能拡張やテーマ)のコンポーネントを格納するフォルダで、デフォルトでは空である
 extensions.cache
インストールされた拡張機能のキャッシュファイル
 extensions.ini
ロケーションに在るすべての拡張機能とテーマ用のフォルダをリストアップしているファイル。プロファイルを最後に起動したアプリケーションのバージョン情報(ビルド情報)を保持する
 extensions.rdf
インストールされるすべての拡張機能をリストアップしている XML/RDF データーソース
 formhistory.dat
フォーム履歴のデータファイル
 history.dat
閲覧履歴のデータファイル
 key3.db
証明書マネージャのデータファイル(関連ファイルは cert8.db, secmod.db)
 localstore.rdf
デフォルトウィンドウの設定 - ツールバーの状態、ウィンドウのサイズ、位置など、持続性の情報が保存される
 mimeTypes.rdf
ヘルパーアプリケーションのために認識できるファイルの MIME タイプを定義する。ダウンロードしたファイルをどのような動作で実行するか記述している。手動での編集は可能ではあるが、この機能は環境設定>添付ファイル>添付ファイルを開く時の動作設定に用意された〈動作設定の表示と変更...〉を使用して変更するべきである
 prefs.js
JavaScript で記述された Firefox の設定を保存するファイル。このファイルを直接編集してはいけない
 search.rdf
デフォルトの検索エンジンを定義する
 search.sqlite
サーチプラグイン本体と並び順、表示・非表示の設定を保存しているファイル
 sessionstore.js
Firefox 2から追加されたセッションリストア機能に関連するファイル。この機能はデフォルトでは有効になっていないので、ツール> オプション>一般>起動の項目のプルダウンメニューで「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」を選択、OKボタンを押して有効にする必要がある
 secmod.db
セキュリティモジュールデータベースファイル(関連ファイルは cert8.db, key3.db)
 urlclassifier2.sqlite
環境設定のセキュリティーで表示中のサイトに偽装サイトの疑いがある場合は警告するにチェックが入った状態で且つ偽装の疑いがあるサイトの一覧をダウンロードして使用するがオンとなっている場合に利用するファイル
 webappsstore.sqlite
SQLiteのバイナリーファイル。直接編集してはいけないと説明されている
 xpti.dat
コンポーネントやインターフェイスに関する情報。Firefox 起動・終了時に更新される

※初回起動時のみ Cache フォルダ(中には6つのキャッシュファイルがある)が生成されますが、これは次回起動時に削除され、以降は現れません。

これらの情報は次のサイトを参照しています。
もじら組:はじめての Mozilla 1.4 | mozillazine: Profile folder - Firefox

▲ Back to Top

2. 更新や追加されるプロファイルデータ

プロファイルフォルダの中には設定ファイルがあることは分かっていただいたと思います。
えっ、そんなことは初耳ですと?‥そんな方は最初から読み返してくだされ。

ここではどの書類が何のアクションで更新されるかを簡単に説明していきます。
設定ファイルには起動時や終了時に常に書き換えられるものと、設定を追加することで書き変わるもの、機能を加えることで追加されるものがあります。
ご自分のプロファイルフォルダを開いておき、Firefox を稼働させると更新内容を見ることができて楽しいですよ。
↑マニアかい

更新と追加されるファイル

更新される書類

Preference Window書き換えは様々なタイミングで起こるわけですが、中でも Firefox の起動と終了時に必ず更新されるファイルがあります。
起動時に必ず更新されるのは sessionstore.js で、これは環境設定で「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」が有効な場合に使用されるファイルですが、機能を使っていない場合は終了時に削除され、起動時に新規生成します。
次の4つのファイルは起動後に何も操作を行なわなくても終了時に更新されます。bookmarks.bakbookmarks.htmllocalstore.rdfpref.js

bookmarks.html はブックマークを追加した時点で直ぐに更新されますし、環境設定で何かの変更ををした場合は、即時に localstore.rdfpref.js が更新されます。
また HTML を表示した場合は cookies.text が、検索ツールバーを利用した場合は formhistory.dat が更新されます。
更新されるファイルはこの他にもいくつかあります。

追加生成される書類

日付が変わった場合は bookmarkbackups 内の bookmarks-xxxx-xx-xx.htm が新しく生成されます。
環境設定で「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」が有効で、起動時に「前回のセッションの復元」ダイアログの「セッションを復元」ボタンを押すと essionstore.bak が生成されます。
ただし、ブックマークの過去分 bookmarks-xxxx-xx-xx.htm は正常に終了できなかった時には生成、または更新されないようで、essionstore.bak は「セッションを復元」ボタンを押さないと生成しないようです(テストしてみた結果)
その他にも Mac OS の Parental Control を使用することで生成される書類もあるようです(使っていないので未確認ですが)。

 blocklist.xml
ユーザに害を及ぼす可能性のあるアドオンのインストールをブロックするためのリスト。デフォルトでは有効になっていて、日に一度 Mozilla サイトから最新のリストをダウンロードするようになっている
 downloads.rdf
ダウンロードマネージャの履歴。クリアしない限りサイズは増え、ダウンロードに影響するようだ
 essionstore.bak
起動時に「前回のセッションの復元」ダイアログの「セッションを復元」ボタンを押すと生成される。押さないと作られない
 hostperm.1
アドオンのインストール許可、画像の読み込み許可、ポップアップの制御、クッキーの例外サイトなどをホスト単位で記録しているファイル
 signons2.txt
Firefox 1.5.0.10 以上と Firefox 2.0.0.2 以上で追加されている書類で、保存した ID やパスワードを記録し、暗号化される。key3.db を扱うために必要
 kf.txt
フィッシング詐欺からの保護のためのキーデータベース
 searchplugins
ユーザが追加したデフォルト以外のサーチエンジン情報が格納される
 webappsstore.sqlite
セッションストレージ。これは DOM Storageデータを含んだこのデータは、クッキーとほぼ同じようにウェブサイトによって設定される MozillaZine Knowledge Base

参照 URL:MozillaZine Knowledge Base: Profile folder - Firefox

アドオンのインストールによる追加と更新

Firefox の魅力の一つがアドオンによる機能やビジュアル面でのカスタマイズです。日々更新される Mozilla ウエブサイトの Firefox アドオンは見ていても楽しいですよね。
Firefox のアドオン追加はいたって簡単、アドオンページのインストールボタンをクリックするとアドオンマネージャが起動し、インストールを開始します。ってな説明も余計なリソースですね(^^ゞ
追加したアドオンは、一部の特殊なものを除いて、プロファイル・フォルダ内の extensions フォルダにインストールされます。例として、英語スペル辞書を追加するとプロファイル内には次の変化が起こります。

Inside of Profiles
追加されるもの
 extensions の中に:
追加内容
 en-US@dictionaries.addons.mozilla.org
 persdict.dat(辞書に単語追加を行なった場合)
更新されるもの
 compreg.dat
 extensions.cache
 extensions.ini
 extensions.rdf
 prefs.js

Google Toolbar のようなアドオンの場合は上記の追加変更に加え、xpti.dat も更新されます。

Google Toolbar インストールで追加されるもの
 extensions の中に:
追加内容
 {3112ca9c-de6d-4884-a869-9855de68056c}
 GoogleToolbarData
Google Toolbar インストールで更新されるもの
 localstore.rdf
 xpti.dat

アドオンは大変便利で楽しいものですが、スタンダードな Firefox に追加情報を書き加えていきますから、安定度の低下や Firefox のバージョンアップでの不具合の原因となることも覚えておいてください。

▲ Back to Top

更新または新規生成が影響すること

上記以外にも設定によっては更新や生成されるものがありますが、それは置いておいて。Firefox の稼働において、プロファイル内が書き換えられていることがお分かりになったと思います。えっ、分からないって‥もいっぺん最初から読み返し、ご自分のプロファイル内を観察してくださいな。

このトピックで参考にしているプロファイルはタンダードな Firefox ですから、アドオンを加えている場合は更に複雑な更新と生成が行われます。
更新のタイミングが「正常な終了」である場合、Firefox が異常終了やフリーズ、またはシステムエラーによってコンピュータを強制シャットダウンした時には正常に更新が行われず、これが再起動時の Firefox に不具合が発生する原因となることが多いと思います。

また、複数のアドオンをインストールしている場合に起きるコンフリクトですが、それらのアドオンが利用する機能が同じなのに、それぞれが書き込む記述が違っていたりすれば、どちらかのアドオンが解釈不能となって問題を引き起こします。

▲ Back to Top

まとめ:備えあれば患なし

ずいぶんと縦長のページになってしまいましたねぇ ^^;
後半はボケる部分もなく突っ走ってしまいましたが、インストール後の Firefox の構成と使用中に更新または生成されるものについてのおおまかな話は以上です。
初期状態を知っておくと、変更を加えた時に更新されたり追加されるものを把握しやすくなります。トラブル時にも有効ですので、ご自分のプロファイルフォルダを表示しておき、Firefox を使用するとどのような変化が起こるか観察してみると面白いですよ。
それから、プロファイルフォルダの中はアプリケーションが稼働することで常に変化していることが分かったと思いますが、トラブルの原因もそこにあったりします。なので、トラブルを回避するためには安定している状態のバックアップを取っておくことが重要です。それさえあれば直前状態への復帰とはいかなくても、問題が起こらなかった状態までは戻せますから。
なんだかまとまりきらない終わり方ですけど、次はバックアップで一席〜

▲ Back to Top | Next Page ≫

Firefox 2系のファイルとフォルダのまとめ

目次
Firefoxの基本構成
Firefox(キャッシュ):Caches フォルダ
Firefox(プロファイル):Profiles フォルダ
プロファイル

Firefoxの基本構成

インストール後の Firefox 構成。
Firefox をシステムから完全に消去する場合は以下のファイルとフォルダを削除する。

Name Path Type Note
Firefox.app ⁄ Application アプリケーション Firefox の本体
Mozilla ⁄ Library フォルダ Library ファイルが格納される
Firefox(キャッシュ) ⁄ Users ⁄ (User Name) ⁄ Libraly ⁄ Application Support フォルダ キャッシュ用フォルダを格納する
Firefox(プロファイル) ⁄ Users ⁄ (User Name) ⁄ Libraly ⁄ Caches フォルダ Profiles を格納したフォルダ
org.mozilla.firefox.plist ⁄ Users ⁄ (User Name) ⁄ Libraly ⁄ Preferences ファイル 初期設定
MozillaOrgFirefox2MacOSX(xxxxxxx) ⁄ Users ⁄ (User Name) ⁄ Libraly ⁄ Application Support ⁄ FullCircle フォルダ PPC Mac のみ

▲ Back to Top

Cache フォルダ

Cache フォルダはユーザ・ディレクトリの Library 下 Chaches フォルダ内に名称 Firefox フォルダで生成され、中には Profiles フォルダがあり、Application Support の Profiles フォルダと同じ構成になっている。Cache フォルダ以外のファイルは手動で削除することもできる(Firefox を終了しておくこと)

Name Type Note
Cache フォルダ 使用中のプロファイルのキャッシュを保管する
XPC.mfasl 書類 Firefox が起動できない場合、この書類を削除することで解決する場合がある。※内容は翻訳途中
XUL.mfasl 書類 Firefox が起動できない場合、この書類を削除することで解決する場合がある。※内容は翻訳途中

▲ Back to Top

Profiles フォルダ

ユーザが使用する Firefox の設定データが格納される Profiles フォルダを格納する。これらのファイルとフォルダは削除してはいけない。削除する場合は上位の Firefox フォルダで削除するように。

Name Type Note
pluginreg.dat 書類 Firefox が利用可能な、登録されたプラグインが書き込まれるデータファイル
Profiles フォルダ 作成したプロファイルを格納するフォルダ。初めて起動した場合はxxxxx.default
profiles.ini 書類 プロファイルの場所と名前、起動時に使用するものを記録したファイル

▲ Back to Top

プロファイル

ユーザが設定した情報は、プロファイルごとにフォルダ単位で保管される。フォルダ名称はランダムな数字と任意の文字の組み合わせ(デフォルトは .default と自動的につけられる)

基本構成

Name Type Note
blocklist.xml 書類 ユーザに害を及ぼす可能性のあるアドオンのインストールをブロックするためのリスト。デフォルトでは有効で、日に一度 Mozilla サイトから最新のリストをダウンロードする
bookmarkbackups フォルダ 過去5日分のbookmarkのバックアップを保管するフォルダ
• bookmarks-xxxx-xx-xx.html
書類
バックアップされたブックマーク本体。現在の bookmarks.html と交換する場合はファイル名をbookmarks.htmlにリネームして一つ上のディレクトリ(使用中のプロファイルフォルダ)に移動する。
bookmarks.bak 書類 現在使用中の bookmarks.html の最新バックアップファイル。bookmarks.htmlと対になっている
bookmarks.html 書類 ブックマークの実態。直接ダブルクリックするとブラウザやテキストエディタで内容を見ることができる
cert8.db 書類 SSL証明書のデータベースファイル(関連ファイルは key3.db, secmod.db)
chrome フォルダ ユーザが選択または作成した Firefox の外観や操作に関連する設定を格納するするフォルダ
• userChrome-example.css
書類
userChrome のテンプレート css ファイル。このファイルに手を加えて userChrome.css を作成できる
• userContent-example.css
書類
userContent のテンプレート css ファイル。このファイルに手を加えて userChrome.css を作成できる
compatibility.ini 書類 互換性を判断するビルドIDなどの設定ファイル
compreg.dat 書類 アプリケーションのコンポーネントフォルダと拡張機能フォルダ、そしてプロファイルの拡張機能フォルダにインストールされたコンポーネントの登録キャッシュ
cookies.txt 書類 保存したクッキーファイル。保存期間終了、または手動で消去する
extensions フォルダ インストールした Extensions (機能拡張やテーマ)のコンポーネントを格納するフォルダ
extensions.cache 書類 インストールされた拡張機能のキャッシュファイル。アドオンによる不具合では、これを消去すると解消することがある
extensions.ini 書類 ロケーションに在るすべての拡張機能とテーマ用のフォルダをリストアップしているファイル。プロファイルを最後に起動したアプリケーションのバージョン情報(ビルド情報)を保持する
extensions.rdf 書類 インストールされるすべての拡張機能をリストアップしている XML/RDF データーソース。アドオンのインストール・アンインストールで不具合がある場合は、これを削除すると解消することがある
formhistory.dat 書類 フォーム履歴のデータファイル。環境設定のプライバシーの情報から削除しなければ保存されたままとなる
history.dat 書類 閲覧履歴のデータファイル
key3.db 書類 証明書マネージャのデータファイル(関連ファイルは cert8.db, secmod.db)
ocalstore.rdf 書類 デフォルトウィンドウの設定 - ツールバーの状態、ウィンドウのサイズ、位置など、持続性の情報が保存される
mimeTypes.rdf 書類 ヘルパーアプリケーションのために認識できるファイルの MIME タイプを定義、ダウンロードしたファイルをどのような動作で実行するか記述している
prefs.js 書類 JavaScript で記述された Firefox の設定を保存するファイル。このファイルを直接編集してはいけない
search.rdf 書類 デフォルトの検索エンジンを定義する
search.sqlite 書類 サーチプラグイン本体と並び順、表示・非表示の設定を保存しているファイル
sessionstore.js 書類 Firefox 2から追加されたセッションリストア機能に関連するファイル。デフォルトは無効
secmod.db 書類 セキュリティモジュールデータベースファイル(関連ファイルは cert8.db, key3.db)
urlclassifier2.sqlite 書類 環境設定のセキュリティーで表示中のサイトに偽装サイトの疑いがある場合は警告するにチェックが入った状態で且つ偽装の疑いがあるサイトの一覧をダウンロードして使用するがオンとなっている場合に利用するファイル
webappsstore.sqlite 書類 SQLiteのバイナリーファイル。直接編集してはいけないと説明されている
xpti.dat 書類 コンポーネントやインターフェイスに関する情報。Firefox 起動・終了時に更新される

ユーザ設定によって追加される項目

Name Type Note
downloads.rdf 書類 ダウンロードマネージャの履歴。クリアしない限りサイズは増え、ダウンロード時のパフォーマンスに影響する
essionstore.bak 書類 起動時に「前回のセッションの復元」ダイアログの「セッションを復元」ボタンを押すと生成され、押さないと作られない
hostperm.1 書類 アドオンのインストールや画像の読み込み許可、ポップアップの制御、クッキー設定での例外サイトなどをホスト単位で記録しているファイル
signons2.txt 書類 Firefox 1.5.0.10 以上と Firefox 2.0.0.2 以上で追加されている書類で、保存した ID やパスワードを記録し、暗号化される。key3.db を扱うために必要
kf.txt 書類 フィッシング詐欺からの保護のためのキーデータベース
searchplugins フォルダ ユーザが追加したデフォルト以外のサーチエンジン情報が格納される
webappsstore.sqlite 書類 セッションストレージ。これは DOM Storageデータを含んだこのデータは、クッキーとほぼ同じようにウェブサイトによって設定される
.parentlock 書類 Mac OS X のペアレンタルコントロールを有効にしていると作られるファイル。当方では未確認

ユーザが作成して追加するもの

Name Type Note
userChrome.css 書類 Firefox の表示や動作をカスタマイズするための CSS ファイル。デフォルトでは用意されていないので、テンプレートを利用するかテキストエディタを使って記述する(UTF-8 で保存できるテキストエディタが必須)
userContent.css 書類 表示するすべての Web ページに、ユーザによるスタイルを適用する。デフォルトでは用意されていないので、テンプレートを利用するかテキストエディタを使って記述する(UTF-8 で保存できるテキストエディタが必須)
user.js 書類 Firefox の設定をユーザが独自に行なう場合に作成する。UTF-8 で記述し、ファイル名称を user.js で保存する

上記以外のファイルまたはフォルダはアドオンによって作成される。それらの詳細は、追加したアドオンの情報サイトで確認すること

▲ Back to Top